ハゲ・薄毛の遺伝子検査ができるらしい!

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薄毛の遺伝子検査で何がわかる?検査の方法や価格、その活かし方とは

 

 

AGAのメカニズムが解明され、
AGAに関係する遺伝子がわかってきました。

 

それに伴い、遺伝子を使って行うAGA検査も実用化され、
薄毛のリスクのチェックや治療法の選択に役立つようになりました。

 

そこで、薄毛の遺伝子検査について徹底的にリサーチしました。

 

遺伝子検査の方法や費用、
さらにはその検査結果の解釈やその活かし方まで解説します。

 

薄毛が気になる人は遺伝子検査をしっかり理解し、薄毛対策に生かしてくださいね。

 

 

AGAに関係する遺伝子はナニ?2つのハゲ要素

AGAを引き起こす遺伝子は、
現在までのところ2つ確認されています。

 

ARの感受性は母方から遺伝

1つ目は、X染色体の中に遺伝子情報として書かれている「アンドロゲンレセプター(AR)の感受性」です。ARの感受性はAGAの原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)からの影響のされやすさであり、感受性が高いほどDHTの影響を受けて薄毛が進行しやすくなります。X染色体の中に含まれる情報ですので、男性の場合は必ず母親から遺伝します。

 

5αリダクターゼの活性は両親から遺伝

もう1つは父方・母方どちらからも遺伝する優性遺伝の5αリダクターゼの活性です。5αリダクターゼはテストステロンをDHTに変化させる物質であり、活性が高いほどAGAを引き起こす物質であるDHTが増えやすい体質であるということになります。

 

自宅でできるアンドロゲンレセプターの感受性検査

 

 

現在最も簡単にできる検査がARの感受性検査です。

 

クリニックに行かなくても自宅でできますので、
非常に気軽に行える検査です。

 

ARの遺伝子検査は郵送のみでOK

ARの感受性の遺伝子検査は、検査キットで簡単に調べることができるため、病院やクリニックに行く必要はありません。インターネットなどで注文した検査キットに、口の中の粘膜をぬぐったものを入れて、郵送するだけでARの感受性を調べてもらうことができます。

 

費用は1万円強

ARの感受性の強さを調べるキットは「AGAドック」という商品名で販売されています。AMAZONや楽天などの大手通販サイトで購入が可能です。最安値としては、現在のところ1万3000円程度で購入することができます。

 

感受性の強さの結果は数値でわかる

ARの感受性を決めるのは、遺伝子中に含まれる遺伝子配列です。遺伝子は「C」「A」「G」「T」の4種類の物質が連なって遺伝子情報を作っています。その中で「CAG」と「GGC」という配列が多いほど、ARの活性を阻害する物質が作られやすく、AGAリスクが低いとされています。

 

AGAドックではこの配列の合計を数値として出してくれます。「CAG」と「GGC」の合計数が低ければ低いほどAGAのリスクが高く、高ければAGAのリスクが低いということになります。

 

クリニックでの検査が必要な5αリダクターゼ活性の遺伝子検査

 

 

AGAに関係するもう一つの遺伝子、
5αリダクターゼの活性も遺伝子検査はできますが、
AR感受性のように市販されたキットなどはなく
限られた一部の施設で検査されている状況です。

 

検査料金は2万円台

5αリダクターゼ活性の遺伝子検査では、クリニックで前頭部と頭頂部の髪の毛を採取し、それを検査センターに送って検査してもらいます。保険が適応になるわけではないので、検査料金はすべて自己負担であり、検査費用も施設によって多少変わってきます。初診料も含めると検査費用は2万円台になることが多いようです。

 

T型・U型それぞれの活性を検査できる

5αリダクターゼにはT型・U型という2つの種類があり、その人その人でその活性の程度は異なります。5αリダクターゼの検査ではこの2種類の活性をそれぞれ検査することができ、その結果は治療薬の選択に影響してきます。

 

5αリダクターゼの検査のための検査キットが市販されていないため、ARの遺伝子検査と違い、検査を行っているAGAクリニックなどの受診が必要であることがデメリットです。

 

AGAの遺伝子診断の意味とその活かし方

 

 

AGA遺伝子診断はあくまではげやすい体質かどうかを見る検査であり、その体質を変えることはできません。では、AGA遺伝子検査をする意味はどこにあるのでしょうか?

 

体質を知って早めの対処を

男性であれば加齢とともに薄毛の心配が増えてきますが、薄毛になりやすいかどうかを調べておくことで、どれくらい本気で薄毛予防をするのかどうかの目安になります。遺伝子検査で薄毛になりやすいという結果が出た場合は、生活習慣や頭皮ケアなどの方法を考えたり、AGA用のサプリメントを使ったりするなど、早めに対応していくことが大切です。

 

使う薬の種類が変わってくる

AGA治療薬にはいくつかの種類がありますが、遺伝子検査の結果によってどの薬が効果的に効いてくれるのかというのがわかると言われています。

 

ARの感受性検査の結果のうち、「CAG」のリピート数はフィナステリド(プロペシア)の効きやすさに影響すると言われています。特にCAGのリピート数が24以下である場合には、フィナステリドが効果的に効く可能性が高いと言われています。

 

また、5αリダクターゼのうち、1型の活性が高い人はデュタステリド(ザガーロ)の効果が高く、フィナステリドはあまり効かないと言われています。U型の場合はデュタステリド・フィナステリドどちらも効果的だと考えられます。

 

薄毛の遺伝子検査【まとめ】

AGAを起こす遺伝子の研究が進み、AGAの遺伝子検査も簡単にできるようになってきました。遺伝子検査はあくまでAGAになりやすさの目安であり、将来はげるかどうかは生活習慣などの影響も大きく、特にAGAになりやすいという遺伝子検査の結果が出た人では、しっかりした対策が必要になります。

 

さらに、遺伝子検査はリスクを知るだけでなく、どの薬の効果が高いのかの目安にもなります。薄毛を効果的に予防・治療できるよう、薄毛の遺伝子検査を使ってみるのもいいかもしれませんね!