メタボ・肥満の薄毛リスクについて

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メタボはハゲの元?肥満と薄毛の関係

近年話題のメタボリックシンドローム。
メタボ検診なども人気のようで、世間の関心もとても大きい問題の一つです。

 

このメタボリックシンドロームは
さまざまな病気のリスクを高めてしまうことがわかっていますが、
実は毛髪にも悪影響を及ぼし、薄毛を進めてしまう要因にもなるのです。

 

今回は、メタボと薄毛の関係と、その対策について探ってみましょう。

 

 

メタボリック症候群ってどんな症状?

メタボリック症候群は、腹囲が基準値を超え
(男性>85p、女性>90p)

 

・高脂血症
・高血圧
・高血糖
のうち2つ以上に当てはまる人のことを指します。

 

メタボリックシンドロームの人では、
心筋梗塞のリスクが健康な人の約30倍以上にもなると言われており、
心血管系を中心とした病気の要因として問題になっています。

 

そして、このメタボリックシンドロームがあると、
薄毛を進めてしまったり、育毛治療の効果が出にくい可能性があるのです。

 

メタボリックシンドロームと薄毛の関係

では具体的に、メタボリックシンドロームがなぜ薄毛の進行要因になるのか考えてみましょう。

 

メタボを構成する要素(腹囲増大・高脂血症・高血圧・高血糖)がそれぞれ、
頭皮の血流の低下や頭皮の環境の悪化を引き起こし、薄毛に関係してきます。

 

内臓脂肪の増加による影響

腹囲の大きさは基本的に内臓脂肪の量に比例すると言われています。

 

内臓脂肪が増加すると、脂肪の増加それ自体の問題でもありますが、
内臓脂肪から出るホルモンが問題になります。

 

内臓脂肪から出るホルモン(悪玉サイトカイン)は、血圧の上昇、
血栓の促進、インスリン抵抗性の上昇などを引き起こします。

 

こういった作用はメタボリックシンドロームを進めてしまうとともに、
頭皮の環境も悪化させる原因となります。

 

高脂血症による影響

高脂血症になると中性脂肪が増え、悪玉コレステロールも増加してきます。
悪玉コレステロールは血管の壁にコレステロールが蓄積し、動脈硬化を進めてしまいます。

 

動脈硬化があると、心筋梗塞や動脈瘤などの命の危険のある状態を引き起こすだけでなく、
頭皮の血流を悪化させることで、薄毛につながってしまいます。

 

高血糖による影響

高血糖も血流の悪化や動脈硬化の進行要因原因となり、
頭皮の血流が低下するリスクがあります。

 

また、糖尿病では免疫力の低下を引き起こしやすく、
細菌感染によって頭皮環境を悪化させてしまうこともあります。

 

高血圧による影響

高血圧も頭皮の血流を低下させてしまいます。
詳しくは「血圧が高いとハゲやすい?高血圧と薄毛の関係」を参考にしてみてください。

 

メタボ症候群・太っている人はなぜハゲやすいのか?

 

 

メタボと薄毛を解消するためにやるべきこと

薄毛を少しでも改善するためには、メタボ対策が必要になります。
ここでは、特に薄毛に効果のあるメタボ対策をご紹介します。

 

有酸素運動で肥満と頭皮の血流を改善

上でご紹介したように、メタボリックシンドロームは
頭皮の血流の悪化を引き起こしやすいです。

 

その改善のためには運動が重要ですが、特に大切なのが有酸素運動です。
有酸素運動は末梢の血流を改善してくれることがわかっており、
有酸素運動後に毛細血管の血流速度が優位に増加するという研究データも出ています(※1)。

 

元気な毛髪が生えてくるためには、毛髪の栄養源となるアミノ酸やミネラルだけでなく、
ヘアサイクルを正常にしてくれる成長因子などが、
頭皮の毛細血管を通して毛根へ届けられる必要があります。

 

特にメタボの人では、メタボの解消はもとより、
毛細血管の血流を改善するための有酸素運動は非常に重要になってきます。

 

ジョギングや水泳、縄跳びなど、
最低1回あたり20分間以上継続できる有酸素運動を、
メタボ兼薄毛対策として取り入れてみましょう。

 

食事の見直し

メタボ対策にもう一つ大切なのが食事ですが、
食事の見直しも直接薄毛改善につながる可能性があります。

 

野菜中心の食生活

やはり、メタボと薄毛を同時に解消するために大切なのが野菜中心の生活です。

 

野菜中心の食生活を心がけることで、
カロリーを抑えてメタボの改善のために大切なダイエット効果が期待されるとともに、
頭皮の環境を整えて毛髪の成長を促すために大切なビタミンやミネラルの補充もできます。

 

薄毛対策には豆腐が有効

メタボと薄毛を同時に解消する食材としては、豆腐がおすすめです。

 

豆腐はカロリーがそれほど低い食材ではありませんが、
米の代わりに主食として使うことで炭水化物の摂取量を大幅に減らすことができます。

 

これは、高血糖気味のメタボの人には非常に良いことであり、
また、炭水化物を制限することで肥満の解消にも役立ちます。

 

豆腐はメタボ対策にとっていいというだけではなく、アミノ酸やビタミン、ミネラルなどの成分が
毛髪の頭皮の環境を整えたり、毛髪の栄養源になり毛髪の成長を促すなど、
育毛のために非常に効果があるのです。

 

さらに注目してほしいのが豆腐に含まれるイソフラボン。
イソフラボンは体内で女性ホルモンのような働きをしてくれます。

 

女性ホルモンはAGAの進行を進める原因物質である男性ホルモンの働きを抑えるため、
イソフラボンの摂取によって薄毛の進行が抑えられる可能性もあるんです。

 

メタボと薄毛の関係【まとめ】

健康に良くないと言われているメタボリックシンドローム。

 

メタボはさまざまな要因から、薄毛も進行してしまいます。
メタボと薄毛を同時に解消するためのキーワードは「有酸素運動」「野菜と豆腐を中心の食生活」です。

 

メタボを改善する生活を送って、髪に優しい体つくりをしていきましょう。

 

※1: https://www.jstage.jst.go.jp/article/onki/78/4/78_353/_pdf