毛髪再生医療の今後について

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毛髪がよみがえる!毛髪再生医療の現状とそのメリット・デメリットとは?

 

近年、急速に進歩している医学領域が再生療法です。
再生医療は薬などで病気を治療するのではなく、
体の再生力を生かして病気を治療していく医療です。

 

この再生医療、薄毛治療の分野でも注目されています。
薄毛では、毛根が衰えて髪の毛が生えにくくなってきますので、
毛根を再生することができれば根本的な解決になるかもしれません。

 

現在着々と研究が進んでいる、毛髪再生医療にも注目して見ましょう。

 

 

毛髪再生医療ってどんな薄毛治療?

再生医療とは
「人体が持つ細胞や再生能力を利用して、病気を治す医療」のことです。

 

広い範囲で言うと、
成長因子などを使うAGAのHARG療法も含まれます。

 

一般的に再生医療といった場合には、
細胞を増殖させて臓器を作ったり、
増やした細胞を体に投与して、
組織の治癒などを促す治療をさします。

 

再生医療において
脚光を浴びているのがiPS細胞などの幹細胞です。

 

幹細胞は様々な細胞に成長する能力を持った細胞であり、
再生医療の分野で重要性が高くなります。

 

これらの幹細胞を使うことで、
将来的に薄毛治療の画期的な治療法が産まれるかもしれません。

 

現在研究が進んでいる毛髪再生医療

毛髪再生医療は、
再生医療を応用してAGAなどの薄毛や
やけどや病気による脱毛を治すための治療法です。

 

現在進行形で研究が行われている毛髪再生医療をご紹介します。

 

DSCCを使った資生堂の研究

毛髪再生医療とは?進化し続ける薄毛治療の今後

 

資生堂が研究開発している毛髪再生医療は
「毛球部毛根鞘細胞」
(もうきゅうぶもうこんしょうさいぼう=DSCC)
という細胞を使った研究です。

 

DSCCは、毛根の底に存在する細胞で、
毛母細胞に指令を出して、髪の毛を作らせる働きのある細胞です。

 

AGAでは男性ホルモンの影響によって、
DSCCの指令が出なくなることから
髪の毛が成長しなくなってしまうと考えられているため、
DSCCをターゲットにした再生医療の研究が行われています。

 

早ければ2018年にも実用化

資生堂は、男性ホルモンの影響を受けにくい後頭部のDSCCを取り出し、
体外で培養して、それを薄毛部分に投与するという治療の開発を進めています。

 

現在、治験中であり、
効果や安全性が確かめられれば
2018年〜2020年にも実用化する可能性があるということです。

 

毛髪再生医療のメリット|本当に髪は生えるのか?

 

 

ここまで資生堂が開発中の毛髪再生医療をご紹介しましたが、
今後さまざまな毛髪再生医療が開発される可能性は高いと考えられます。
毛髪再生医療には、以下のようなメリットがあります。

 

自分の細胞を使うため副作用の危険性が少ない

毛髪再生医療では、自分の細胞を採取し自分に投与します。
薬ではないため、他の有害作用など、
副作用の心配の少ない治療だと考えられています。

 

髪を産生する組織を無限に作れる可能性がある

細胞を培養して注入するため、
必要な細胞を無限に作れる可能性のある治療法です。

 

また、iPS細胞を使えば、髪を作る組織に
必要なすべての細胞を作り出せる可能性もあります。

 

つまり毛髪再生医療は、毛根が完全に消滅していても
使える治療法になる可能性があるということです。

 

将来的には安価で手軽な治療法になる可能性

実用化される当初は
かなり高額な治療方法になる可能性が高いです。

 

しかし、培養のための細胞は自分から取りますし、
培養と注入の技術が確立して普及することで、
手軽で安価な治療法になる可能性も秘めています。

 

毛髪再生医療のデメリット|危険性は?

 

 

一方で、毛髪再生医療には
以下のようなデメリットも考えられます。

 

未知の問題が起こる可能性

再生医療はまだ歴史の浅い治療方法です。

 

そのため、どのような問題点があるのか
解明されていない部分も多いのです。

 

現在のところ、iPS細胞などの幹細胞による治療には、
遺伝子変異による癌化や細胞に含まれる
未知のウイルスによる問題などの危険性も指摘されています。

 

実用化されるかどうか不明

現段階では、毛髪再生医療は治験段階です。

 

何らかの問題や効果があまりないといったことになれば、
実用化されないことも考えられます。

 

どのくらいの価格になるかも不明

まだまだ研究段階の治療法ですので、
いったいどれくらいの価格で行えるのかも不明瞭です。

 

少なくとも、実用化されて数年の間は、
毛髪再生医療を行える施設は限られ、
非常に高価な治療法になる可能性が高いと考えられます。

 

毛髪再生医療の今後は期待できる?【まとめ】

毛髪再生医療は、
画期的な薄毛治療になる可能性を秘めた方法です。

 

現段階ではまだ治験が始まっただけであり、
実用化はされていませんが、
近い将来実用化される可能性が高いと考えられています。

 

最新の薄毛治療法の情報に遅れないよう、
時々ニュースをチェックしておいてくださいね!