炭酸水で頭を洗うのは効果アリ?ナシ?

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炭酸水は炭酸泉や炭酸ヘッドスパのように育毛に使えるのか?

炭酸水によるシャンプーでの育毛効果はデマ!?炭酸水の真実

 

最近、炭酸の効果が注目されています。
皮膚にいいという炭酸泉や頭皮のクレンジング効果がある炭酸ヘッドスパなど、
炭酸には皮膚や頭皮の状態を改善してくれる作用があるようです。

 

では、「炭酸水で頭を洗ったらいいじゃないか!」
と思う方も多いのではないでしょうか?

 

果たして炭酸水でシャンプーすることは良いことなのでしょうか?

 

 

炭酸泉や炭酸ヘッドスパの3つの効果

 

 

まずは、炭酸泉や炭酸ヘッドスパが持つ効果と
そのメカニズムを頭に入れておきましょう。

 

血管拡張・血行促進作用

炭酸ガスは皮膚に浸透して、
血管を収縮させる平滑筋を弛緩させる作用があります。

 

そのため、血管が拡張し、末梢の血流が改善します。
つまり、炭酸泉に浸かったり、炭酸ヘッドスパをすることで、
皮膚や頭皮の血流を促すことができるのです。

 

代謝の促進・老廃物の排泄

炭酸泉に浸かって血行が良くなると、
温まった血液が全身に流れるようになります。

 

全身の血流アップに伴い体に溜まった老廃物が流れ出しやすくなるとともに、
体温上昇による代謝の促進効果も期待できます。

 

毛穴の洗浄作用

炭酸泉には非常に細かな泡が存在しており、
この泡が頭皮や毛穴を優しく刺激します。

 

毛穴はその刺激により開きやすくなるため、
毛穴に詰まった汚れが落ちやすくなります。

 

またこの泡には皮脂汚れをくっつける効果もあるとされており、
より高い毛穴の洗浄効果が期待されます。

 

炭酸水のデメリット(炭酸泉との違い)

以上のように、炭酸泉や炭酸ヘッドスパには
頭皮の育毛につながる頭皮の環境改善効果がいくつもありますが、
実は炭酸水とは大きく性質が異なります。

 

炭酸水によるシャンプーでの育毛効果はデマ!?炭酸水の真実

 

同じ二酸化炭素が溶けた炭酸水は、
炭酸泉、炭酸ヘッドスパと何が違うのかを見ていきましょう。

 

炭酸濃度が高い

炭酸の濃度は溶けている二酸化炭素の量により、
ppmという単位で表されます。

 

炭酸泉の濃度は250〜1000ppmである一方、
炭酸水はその3倍以上の3,000〜4,000ppmの濃度があると言われています。

 

濃度が高いほど効果が高いと思われがちですが、そうではありません。
高濃度の炭酸は頭皮の強い刺激になり、
頭皮の荒れや痒みの原因になってしまうと言われています。

 

pHが低い

炭酸濃度はそのpHにも影響します。
一般的な炭酸水はpH4.3、炭酸泉は4.5〜5.0であり、
炭酸水の方がpHが低く、酸性に傾いています。

 

ヒトの肌は弱酸性ですが、そのpHは4.5〜6.0くらいと言われています。
一般的に脂肌ではpHは低く、乾燥肌ではpHは高めになります。

 

炭酸水は正常な肌よりpHが低いため、
炭酸水でシャンプーすることでpHを変化させてしまい、
強い刺激になってしまうことがあります。

 

特にもともとpHが高めの乾燥肌の人では、
pHを一気に変えてしまい強い刺激になる可能性があるため、注意が必要です。

 

泡が大きい

炭酸泉と炭酸水を比べると、
その泡のきめの違いがよくわかると思います。

 

炭酸水は炭酸が混ざっただけの水であるため、
気泡が大きく皮膚に浸透したり、
毛穴を刺激して開いてくれる働きはほとんどありません。

 

炭酸泉は二酸化炭素がしっかり溶け込んでいるため、
そこに含まれる泡は非常に細かく、
それによって毛穴を開いたり洗浄したりする効果が期待できます。

 

炭酸水で頭を洗う意味はない

 

 

以上のように炭酸水と炭酸泉は同じ炭酸が溶けた水ではあるものの、
性質は全く異なります。

 

そのため、炭酸水で頭を洗っても、炭酸泉のような効果を期待することはできず、
炭酸濃度が濃すぎてかえって頭皮のダメージになってしまう可能性があります。

 

また炭酸水を薄めても、その泡のきめが大きく違うためあまり意味がありません。

 

どうしてもお家で炭酸泉と同じ効果を期待するのであれば、
炭酸シャワーを作れるシャワーヘッドをおすすめします。

 

こちらを使うと、きめ細かい炭酸シャワーが出て来るので、
炭酸泉や炭酸シャンプーと同じような効果が期待できます。